那須町議会 > 2021-02-26 >
02月26日-01号

  • "人権擁護委員"(/)
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  1. 那須町議会 2021-02-26
    02月26日-01号


    取得元: 那須町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    令和 3年  3月 定例会(第2回)          令和3年第2回那須町議会定例会議事日程(第1号)          令和3年2月26日(金曜日) 午前10時開会日程第1       会議録署名議員の指名日程第2       会期の決定日程第3 議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第4 議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第5 議案第3号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第6 議案第4号 那須町議会議員及び那須町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条           例の制定について日程第7 議案第5号 那須町互いに思いやる条例の制定について日程第8 議案第6号 那須町手話言語条例の制定について日程第9 議案第7号 那須町黒田原地区まちづくりセンターの設置、管理及び使用料に関する条例           の一部を改正する条例について日程第10 議案第8号 ふるさと那須町応援寄附条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第9号 那須町公共施設等整備基金条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第10号 那須町保育園条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第11号 那須町介護保険条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第12号 那須町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等           を定める条例等の一部を改正する条例について日程第15 議案第13号 那須町地域振興基金条例等を廃止する条例について日程第16 議員案第1号 那須町議会委員会条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第14号 那須町都市計画マスタープランの策定について日程第18 議案第15号 工事請負契約の締結について日程第19 議案第16号 那須地区広域行政事務組合規約の一部変更について日程第20 議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第9号)について日程第21 議案第18号 令和2年度那須町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について日程第22 議案第19号 令和2年度那須町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について日程第23 議案第20号 令和2年度那須町介護保険特別会計補正予算(第3号)について日程第24 議案第21号 令和2年度那須町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について日程第25 議案第22号 令和2年度那須町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)について日程第26 議案第23号 令和2年度那須町水道事業会計補正予算(第2号)について日程第27 議員案第2号 那須町議会予算審査特別委員会の設置について日程第28 議案第24号 令和3年度那須町一般会計予算について日程第29 議案第25号 令和3年度那須町国民健康保険特別会計予算について日程第30 議案第26号 令和3年度那須町後期高齢者医療特別会計予算について日程第31 議案第27号 令和3年度那須町介護保険特別会計予算について日程第32 議案第28号 令和3年度那須町下水道事業特別会計予算について日程第33 議案第29号 令和3年度那須町観光事業特別会計予算について日程第34 議案第30号 令和3年度那須町宅地造成事業特別会計予算について日程第35 議案第31号 令和3年度那須町水道事業会計予算について日程第36       請願・陳情について〇出席議員(13名)     1番  高 橋   輝 君       2番  平 山 輝 貴 君     3番  齋 藤 則 人 君       4番  田 村 浪 行 君     5番  関   幸 夫 君       6番  木 村 秀 一 君     7番  井 上   豊 君       8番  薄 井 博 光 君     9番  室 井 髙 男 君      10番  髙 久 一 伸 君    11番  竹 原 亞 生 君      12番  小 野 曜 子 君    13番  池 澤 昇 秋 君〇欠席議員(なし)                                           〇地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名         町     長      平  山  幸  宏  君         副  町  長      高  内     章  君         教  育  長      平 久 井  好  一  君         総 務 課 長      渡  邉  登 志 雄  君         税 務 課 長      齋  藤  憲  彦  君         企 画 財政課長      大  沼  和  彦  君         会 計 管理者兼      佐  藤  昌  一  君         会 計 課 長         住 民 生活課長      木  村  和  夫  君         保 健 福祉課長      森     繁  雄  君         こども未来課長      國  井     一  君         環 境 課 長      山  田  浩  二  君         学 校 教育課長      鬼  澤     努  君         生 涯 学習課長      髙  藤     建  君         観 光 商工課長      阿 久 津  正  樹  君         ふ る さと定住      佐  藤  英  樹  君         課     長         建 設 課 長      福  田  健  次  君         農林振興課長兼      矢  村  浩  一  君         農 業 委 員 会         事 務 局 長         上 下 水道課長      板  垣  正  樹  君                                           〇職務のため出席した事務局職員         事 務 局 長      池  沢  秀  勝         書     記      君  島  絹  代         書     記      渡  辺     健 △開会の宣告 ○議長(池澤昇秋君) 皆様、おはようございます。 本日は、新型コロナウイルス感染症対策による室内換気のため、扉及び窓を開放いたします。 また、手話通訳者を議場内に配置しますので、ご了承ください。 ただいまの出席議員は13名で、定足数に達しております。よって、令和3年第2回那須町議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。 なお、今期定例会には髙藤昭夫代表監査委員の出席を求めておりますので、ご承知願います。                                (開会 午前10時00分) △諸般の報告 ○議長(池澤昇秋君) 令和2年12月定例会以降の議会諸般の報告につきましては、朗読を省略いたします。 △町長挨拶並びに施政方針、行政報告 ○議長(池澤昇秋君) 町長挨拶並びに施政方針、行政報告を願います。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 皆さん、おはようございます。令和3年第2回那須町議会定例会を開催するに当たりまして、議員各位のご出席の下、定例会が開催できますことに対し、心から感謝を申し上げます。また、常日頃から町政の振興発展に向けた各種施策に対し、深いご理解とご支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。 さて、3月定例会は、町政運営に当たっての施政方針等について所信を申し上げさせていただくとともに、来年度予算をご審議いただく議会でもあります。議員各位におかれましては、十分なご審議を賜りますとともに、町政の円滑な運営により一層のご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。 それでは、本会議の開会に当たり、町政運営に当たり、施政方針並びに令和3年度の予算案につきましてご説明をさせていただきます。 令和3年第2回那須町議会定例会の開会に当たり、新年度の町政運営に対する所信の一端を申し上げるとともに、令和3年度一般会計予算編成の基本方針についてご説明を申し上げます。 私が町政を預かりまして3年目である令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大に始まり、町民の皆様とともに苦難に耐え続けた1年でした。まずは、町民、事業者、関係機関の皆様方へ、本町の新型コロナウイルス感染症対策にご理解とご協力を賜りましたことに、心よりお礼を申し上げます。 あわせて、大きな感染リスクのある医療の現場で、命がけで奮闘いただいている医療従事者、そして、ご家族の皆様に対して、町民を代表してここに深い敬意を表し、心から感謝を申し上げます。 私は、町政運営に当たり「わかりやすい行政、スリムな行政、やさしさある行政」を基本姿勢に取り組んでまいりました。これからも、町民の皆様の安全・安心を第一に考えながら、夢ある未来を描けるまちづくりを目指して町政を運営していく所存です。 新年度は、第7次那須町振興計画後期基本計画の初年度となります。新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらの施策展開となりますが、ピンチをチャンスに変えていく積極さを持って、「ウィズコロナ」の時期を乗り切り、「アフターコロナ」の時代に求められる新たな暮らしのスタイルを確立し、那須町の新しい魅力と活力の創造に努めてまいりますので、町民の皆様並びに議員各位には、さらなるご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、県内でも感染者が急増したことから、本年1月13日に、栃木県に対して緊急事態宣言が発令されました。これを受け、那須町でも不要不急の外出自粛や営業時間の短縮、公共施設の休館などにより、感染拡大の抑止に努めてまいりました。今後は、ワクチンが承認されたことから、ワクチン接種の実施が急務であります。町では、2月1日付で保健福祉課内に「新型コロナウイルスワクチン接種推進室」を設置し、4月以降に高齢者へのワクチン接種が開始できるよう準備を進めているところであります。 今後につきましても、国や県と連携を密にし、積極的に情報収集を行い、状況の変化を見極めながら、迅速で適切な対応が取れる体制により、町内の新型コロナウイルス感染症の収束に努めてまいります。 昨年4月7日の緊急事態宣言の発令に伴う外出自粛などによる経済活動の制限は、首都圏からの来町者の減少につながり、本町の基幹産業である観光業や農畜産業に甚大な影響を及ぼしましたが、5月25日の宣言解除後は、国の施策や町の支援策などによって持ち直しの兆しを見せていたところでありました。 しかし、昨年末からの第3波となる感染拡大により、再度の苦境に立たされていると感じておりますが、これからも町内経済の回復に全力で取り組んでまいります。 次に、子育て支援・教育環境の充実の分野では、高齢者の皆様のご理解をいただき創設した「那須町すこやかこども基金」を活用し、本年度整備した児童生徒1人1台のタブレット端末の運用財源を確保することができました。今後も、児童生徒の学習意欲の向上と、主体的・対話的な深い学びを育むために、ICTを活用した教育環境の整備・充実を図ってまいります。 さて、去る2月13日にマグニチュード7.3の地震が発生しましたが、町内におきましては大きな被害もなく、1年を通して大規模な災害は発生しておりません。しかしながら、近年、地球温暖化に伴う気候変動の影響と考えられる激甚災害が全国で頻発しております。自然災害などからの被害を最小限に抑えるための防災・減災・国土強靭化に向けた社会資本整備につきましても、着実に取り組んでまいります。 令和3年度の施政方針といたしまして、3つの基本的な方針により、町政を運営してまいりたいと考えております。 1点目は、「定住・移住を促すまちづくり」であります。 少子高齢化の進展により町内の高齢化率は、本年度、初めて40%を超えました。持続可能なまちづくりを実現するためには、特に若者層の定住・移住を図る必要があります。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い昨年から急速に注目を集めている、「サテライトオフィス」、「ワーケーション」といった、新たな働き方、新しい生活様式を模索する機運が高まっており、特に東京圏への一極集中リスクの認知と相まって、多様なライフスタイルを求める地方との二地域居住の需要が高まっていると感じております。工場誘致では地理的に不利と言われている本町にとりましては、サテライトオフィスの誘致は、新たな企業誘致の手段として注目しております。 また、多くの観光資源を有し、リゾート地として発展してきた本町における「ワーケーション」は、まさに時代のモデル的な新しい生活様式であり、東京圏在住者に選ばれるような施策を展開するとともに、町の政策なども積極的にPRすることで、関係人口の増加を図り、将来の移住・定住につなげてまいりたいと考えております。 次に、黒田原地区に新婚・子育て世帯向けの集合住宅「ウイングヴィーナス」をPFIの手法を用いて建設し、若者層の町内定住を図り、地域のにぎわい創出、人口増加を実現してまいります。 2点目は、「子育てしやすいまちづくり」であります。 子供たちは、これからの社会を担う町の宝です。地域全体、社会全体で子供たちの育ちに携わり、支援していく必要があると考えております。町では、子ども・子育ての支援環境の充実のため子育ての拠点である子育て支援センターにおいて、親子の交流の場の提供や子育てに関する相談・援助を行っております。 また、家事支援のための子育てヘルパー派遣事業や、子育ての援助をしたい人と、受けたい人が相互に助け合い、子供たちの健やかな育ちを地域で援助するファミリーサポートセンター事業を積極的に展開してまいります。 これからの時代に必要なものは、変化の激しい時代を生き抜く力を身につけることであると考えております。 そのために、子供たちが主体的・対話的で深い学びができる質の高い教育・保育の環境づくりに努め、基本的な知識や確かな学力の習得と、自らが考え、判断し、行動して、多様化する社会で柔軟に対応できる人材を育む教育に取り組んでまいります。 3点目は、「新型コロナウイルス感染症への取り組み」であります。 新型コロナウイルス感染症の収束には、さらに時間を要する状況になりますので、引き続き、感染拡大防止対策を継続しながら、生活弱者や雇用の確保等の「生活支援」、福祉施設や医療機関への支援の「福祉対策」、観光誘客や農産物のPR、消費拡大支援などの「地域経済対策」のほか、基本的な感染症対策の啓発やワーケーション等の推進の「新しい生活様式への対応」について注力してまいります。 以上の3点を骨格といたしまして、新年度の町政運営を進めてまいりたいと考えております。 なお、今までご説明したもの以外の施策につきましても、第7次那須町振興計画後期基本計画に基づき、着実な取り組みを進めてまいります。 続きまして、令和3年度予算編成の基本方針並びに一般会計予算案の概要についてご説明申し上げます。 本町の財政につきましては、歳入の根幹をなす町税収入は、適正な課税と収納機会の充実により現年課税分の徴収率は年々上昇しております。滞納整理につきましても、栃木県や近隣市との連携により徴収強化を図っておりますが、固定資産税評価額の下落に伴う課税額の減や人口減少に伴う町民税額の減により、中期の見通しでは、令和3年度以降も引き続き減少傾向の見通しとなっております。その他の収入に関しても大幅な増加が見込めない厳しい状況が続きます。 一方、歳出面では、財政の弾力性を示す経常収支比率が前年度と比べて2ポイント改善し91.5%となっておりますが、県内平均の87.5%を上回っており、さらなる財政の弾力化を図る必要があります。 しかしながら、超高齢化に伴う医療・介護等の社会保障関連経費の増加、地方債の元利償還金などの義務的経費、公共施設等の老朽化に伴う維持・改修経費などの増加が見込まれます。 このような状況下におきましては、「那須町行財政改革プラン2021(案)」に基づき、効率的な行政運営と効果的な行財政改革を推進し、多角的な財源の確保と限られた財源の有効活用を図るため、全庁を挙げて財政健全化の着実な推進に取り組む必要があると考えております。 これまでにない厳しい財政状況の中、「第7次那須町振興計画後期基本計画」に掲げる施策・事業について、環境の変化を的確に捉え優先度を検討の上、着実に遂行し、那須町に夢ある未来を創造するための各種施策の実施を基本方針としたところであります。 令和3年度の一般会計予算は、今年度予算に比べて5%減の127億5,500円であります。 予算編成に当たっては、「アフターコロナを見据えた持続可能なまちづくり」を基調とし、コロナに負けず「夢ある未来」を描くものといたしました。 それでは、第7次那須町振興計画に掲げました8つの基本方針に沿って、事業の一端をご説明いたします。 基本方針1「“自然・環境・共生”のまち」における取組であります。 昨年7月に宣言いたしました「ゼロカーボンシティ」への取組といたしましては、役場内に検討組織を設け、各種施策の検討を行ってまいります。2050年までに脱炭素社会を実現するため、町民、事業者、町が一体となって温室効果ガス排出量の削減に向けた取り組みを推進してまいります。 那須町と大田原市のごみ処理を行っております「広域クリーンセンター大田原」は、引き続き基幹的設備改良工事を行い、施設の長寿命化を図ってまいります。また、本町に新たに整備しております共同一般廃棄物最終処分場につきましても令和4年度からの稼働に向けて、着実に事業を進めてまいります。 今後も、ごみの減量化を図るとともに、安定したごみ処理に努めてまいります。 基本方針2「“住まい・暮らし・定住”のまち」における取組であります。 新たな暮らしのスタイル確立のため、ふるさと定住課内に「リビングシフト推進室」を新設し、「那須平成の森」に代表される豊かな自然や民間企業が設置する多様な観光施設など、豊富な地域資源を活用した「那須ならではのワーケーション」の推進やサテライトオフィスの誘致に向けて総合的な施策を展開してまいります。まずは、オフィス移転推進及び空き家バンク登録物件のリフォームに対する支援制度を新たに創設し、移住・定住を促進してまいります。 定住促進事業は、若者層の移住・定住を促進するため、町内への移住に際して住宅を取得する場合や、町内世帯のお子様が町内に住宅を新築する際に支援するもので、新たに補助制度の創設をいたします。 中山間地域テレビ受信支援事業は、地上デジタル放送開始に伴う中山間地域の難視聴世帯が、共同で設置した地上デジタル放送共同受信施設の維持管理を支援するための新たな補助制度を創設いたします。 水道事業では、安全な水を安定して供給するため、老朽化した送水管や配水管の更新を着実に進めてまいります。 未普及地域の解消につきましても、給水区域の拡張工事を実施いたします。しかしながら、早期の解消は困難なため、町営給水区域外及び給水区域内のうち給水管の早期延長が困難な地域につきましては、飲用井戸等の給水施設改修の支援事業を新たに開始いたします。 基本方針3「“子育て・健康・福祉”のまち」における取組であります。 地域包括支援センター体制整備・機能強化事業は、高齢者が安心して地域で暮らし続けられるよう、新たに高原地域を対象に包括的に支援する体制の整備及び機能強化を図るため、その準備を進めてまいります。 健康増進計画アンケート調査事業は、平成25年3月に策定した現在の第2期計画の進捗状況と現状を把握するため、乳幼児から高齢者まで、全世代を対象に健康アンケート調査を実施いたします。 調査結果は、令和5年度からの10年間を対象とした第3期計画策定に向けて、事業の見直しと今後の事業について検討してまいります。 保育の充実については、本年4月に高原保育園の民営化を実施するとともに、民営化保育園の運営支援として、特別支援児保育体制の充実を図るため、保育士の加配支援制度を創設します。 また、大同保育園及び高久保育園の統合保育園を、令和4年4月開園を目指し、施設整備を推進し円滑な民間移行を実現してまいります。 町立保育園については、伊王野保育園において、本年4月から乳児保育を開始するほか、安全・安心な保育環境を確保するため、防犯カメラを設置いたします。 基本方針4「“観光・交流・連携”のまち」における取組であります。 観光庁人材活用事業は、ロイヤルリゾート那須の観光の多様な展開に向けて、観光庁観光カリスマを招聘し、アフターコロナを見据えた新たな観光振興策を構築してまいります。 那須白河観光連携推進事業は、白河市と連携し、互いの長所を最大限活用した観光誘客対策を実施してまいります。 道の駅那須高原友愛の森再整備事業は、運営面につきまして管理の一元化を確立させることや、施設整備については、北側駐車場を整備するとともに、農産物直売所や物産センター、農村レストランの新築に係る実施設計費を予算化いたしました。 公共交通整備事業は、町民の交通手段の確保を図るため、町民バスやデマンド交通の運行、民間路線バスの運行支援を継続してまいります。 橋梁点検補修事業は、ネクスコ跨道橋4橋のほか、町内にある172橋の安全性を確認するため法定点検を実施いたします。 友好都市推進事業は、町内の児童生徒や町民に都市住民との交流の機会を提供し、町民の視野の拡大や交流による町の付加価値の向上を図ってまいります。 基本方針5「“仕事・活力”のまち」における取組であります。 農業共済加入促進事業は、地震、豪雨、新型感染症等の災害時に生じる減収に備え、町内農家が農業共済収入保険に加入する場合に支援する制度を創設いたします。 那須町農業公社運営補助事業は、農業公社が新規就農や農地の貸し借り、認定農業者の育成等を総合的に担う窓口として運営の支援を行ってまいります。 事業継続力強化事業は、町内の中小企業が地震や豪雨、新型感染症等の災害から受ける経営への影響を最小限にするため、事業継続力強化計画の策定支援やセミナー等の実施について、那須町商工会と連携しながら取組を進めてまいります。 森林環境の整備につきましては、那須町の森を育む基金を活用し、森林の保全を推進するほか、有害鳥獣対策を継続してまいります。 基本方針6「“安全・安心”のまち」における取組であります。 被災者住宅建設用地等確保事業は、那須高等学校北側の町営団地エリアの老朽建物を解体し、災害時に被災者用の住宅用地として確保するものです。 消防施設等整備事業は、計画的な消防団詰所の建設や消防車両の更新等を行い、火災・自然災害に対処できる体制整備を行うものであります。 令和3年度は、消防施設設備計画に基づき広谷地地区の消防詰所を新築いたします。また、池田地区の消防詰所については、新築に向けて実施設計等を行ってまいります。 基本方針7「“教育・文化・スポーツ”のまち」における取組であります。 ICT教育推進事業は、個別最適化された授業等の実施により、子供たちの多様な学びの実現を図るものであります。現在の県内トップクラスのICT環境を維持しながら、プログラミング教育推進スーパーバイザーを中心に、オンライン学習にAIを活用するなど、先進的なICT教育を推進してまいります。 学校給食支援事業では、新型コロナウイルス感染症の影響による税収減などにより、現下においては無償化が難しい状況ではありますが、質の高い給食の維持と地産地消を推進するため、保護者の経済的負担の軽減を目的に、学校給食費の一部を支援してまいります。 とちぎ国体推進事業は、令和4年度に開催されます「いちご一会とちぎ国体」において、本町で開催する自転車競技とデモンストレーションスポーツのエアロビックの準備を行うものです。 令和3年度はリハーサル大会を実施し、本大会に向けた最終点検を行う予定です。万全の態勢で本大会に臨めるよう準備を進めてまいります。 基本方針8「“協働・行財政”のまち」に対する取組です。 伊王野地区新生再生事業は、旧伊王野小学校の校舎及びプールを解体し、町なかの将来について、地域住民の皆さんとともに、新生と再生の道を開いてまいります。 行政手続等の利便性の向上や行政運営の簡素化・効率化を図るためには、行政のデジタル化を推進する必要があります。そのためには、利用基盤としてマイナンバーカードの普及が必要不可欠でありますので、新年度においても臨時窓口を設置し、普及促進に努めてまいります。 次に、新たな財源の確保として、ふるさと納税推進事業のさらなる推進を図ってまいります。 同事業は、那須町産品のPR並びに地域経済の活性化につながるものでありますので、寄附先として選ばれるような、一層の魅力向上に努めてまいります。 また、ネーミングライツ制度や企業版ふるさと納税制度を活用し、自主財源の確保に取り組むとともに、矢の目ダム周辺の活用など民間企業との新たな連携による地域振興にも取り組んでまいります。 最後に、会計管理事業につきましては、日々の収支手続等を厳正に確認し、適正かつ安全で効率のよい公金の管理・運用に引き続き努めてまいります。 以上が、令和3年度の予算編成の基本方針及び一般会計予算の概要であります。 今後も、夢ある未来を目指し、持続可能なまちづくりを着実に推進してまいりますので、町民の皆様をはじめ、議員各位のご理解とご支援、ご協力を心からお願いを申し上げまして、令和3年度に向けた「施政方針」並びに「予算編成の基本方針」の説明とさせていただきます。 次に、令和元年12月定例会以降の行政報告を申し上げます。 災害時における石油類燃料の供給に関する協定の締結について。 栃木県石油協同組合那須北支部、黒田原地区会と下記のとおり協定を締結しましたので、ご報告いたします。 協定名、災害時における石油類燃料の供給に関する協定。 締結日は、令和2年12月23日。 協定の内容につきましては、本協定は、風水害、地震、その他の災害における町が行う救助活動及び災害復旧活動を円滑に実施するため、石油燃料等の優先的かつ安定的な供給について必要な事項を定めたものであります。 次に、入札関係の落札結果について、1件500万円以上の状況を報告いたします。 落札件数は、建設課9件、上下水道課3件、農林振興課1件、計13件であります。 落札状況につきましては、別紙の「入札関係行政報告一覧」のとおりであります。 以上をもちまして施政方針、令和3年度予算案の説明並びに行政報告を終わらせていただきます。 本日から開会いたします定例会にご提案を申し上げます案件は、人事案件3件、条例の制定3件、条例の改正6件、その他補正予算及び当初予算など合計31件でございます。各案件につきましてよろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、議会開会に当たりましての挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △開議の宣告 ○議長(池澤昇秋君) これより本日の会議を開きます。 △会議録署名議員の指名 ○議長(池澤昇秋君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、本職において、1番、高橋 輝議員、2番、平山輝貴議員を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(池澤昇秋君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日より3月17日までの20日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日より3月17日までの20日間と決定いたしました。 △議事日程の報告 ○議長(池澤昇秋君) 本日の議事日程は、配布議事日程のとおり運営していきたいと思いますので、ご承認の上、ご協力をお願いいたします。 △議案第1号~議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第3、議案第1号から日程第5、議案第3号までの人権擁護委員候補者の推薦について、会議規則第36条の規定により一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第1号から議案第3号までの人権擁護委員候補者の推薦について、一括して提案理由の説明を申し上げます。 人権擁護委員の任期は、人権擁護委員法第9条の規定により、3年と定められており、議案第1号及び議案第2号については、井上二美子委員及び髙久光枝委員の任期が本年6月30日をもって満了となることに伴い、引き続き人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 続きまして、議案第3号につきましては、前議案同様、澤 正二委員の任期が本年6月30日をもって満了となります。澤委員におかれましては、平成27年7月から長きにわたり、人権擁護委員としてご活躍されてきましたが、任期満了に伴いご退任されます。その後任として、石田 弘氏を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。
    ○議長(池澤昇秋君) 説明が終わりましたので、これより議案ごとに質疑、討論、採決に入ります。 議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号 人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することに決定されました。 次に、議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦について質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することに決定されました。 次に、議案第3号 人権擁護委員候補者の推薦について質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第3号 人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することに決定されました。 △議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第6、議案第4号 那須町議会議員及び那須町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第4号 那須町議会議員及び那須町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、公職選挙法の一部改正により、町村の選挙における選挙公営の対象が拡大されたことに伴い、本町における選挙公営を実施するため、必要な条例を整備するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。 12番、小野曜子議員。 ◆12番(小野曜子君) 那須町議会議員及び那須町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例に反対の討論を行います。 今回の公選法改正による那須町の選挙改正では、供託金の新設は国会でも賛否両論に分かれ、選挙の立候補の新たなハードルになり、また町村議選においては、成り手不足の現実がある中で、それに逆行するものです。現在の公職選挙法による選挙は、法に決められていること以外は禁止するという、べからず選挙というべきものです。諸外国では当たり前の戸別訪問ができません。また、ここ数十年のこの法の改正を見ますと、選挙期間も次々と短縮させられ、その短い選挙期間の間に配布できるビラも、音の出る宣伝も制限され続けてきました。 本来選挙運動は、政党活動の一部であり、日常的にできてもいいはずのものです。今回、町村議選で選挙の自動車運行経費やポスター、ビラが選挙公営になり、公費で賄われるようになりますが、しかしこの選挙の公営化は、さきに私が用例を挙げたとおり、選挙活動の制限と裏腹の関係になっていると思います。選挙期間中のビラは、1,600枚までと決められました。那須の人口比にすればとても名前と政策が伝わらない数であります。候補者にお金を出すより、全ての有権者に政権や政策が伝わるような仕組みこそ考え、お金をかけるべきだと思います。 以上述べましたが、それらの理由から、この条例に反対いたします。 ○議長(池澤昇秋君) ほかにご意見はありませんか。 8番、薄井博光議員。 ◆8番(薄井博光君) 今回の条例制定に賛成の立場で討論させていただきます。 今回の条例の制定は、全国町村議長会からの、全国的な議員の成り手不足を解消するための立候補者の負担軽減を図る目的で制定されております。確かに供託金の発生は矛盾している面はあるとは思いますが、額も小さいですし、ほとんどの人が供託金返還となるものと私は理解しております。 以上のようなことから、賛成といたします。 ○議長(池澤昇秋君) ほかにご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立または挙手を求めます。          〔起立・挙手多数〕 ○議長(池澤昇秋君) 起立または挙手多数であります。 よって、議案第4号 那須町議会議員及び那須町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。          休憩 午前10時59分                                                     再開 午前11時15分 ○議長(池澤昇秋君) 休憩前に引き続き再開いたします。 △議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第7、議案第5号 那須町互いに思いやる条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第5号 那須町互いに思いやる条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、新型コロナウイルス感染症をはじめとする疾病または障がい、性別等を理由とする不当な差別等を防ぎ、全町民が互いに思いやりの心を持って安心して暮らせる地域社会を実現するため、町と町民の責務を理念として定めるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 2番、平山輝貴議員。 ◆2番(平山輝貴君) 本条例の適用の範囲についてお尋ねします。 第2条において、「不当な差別等を受けた町民に対し」とありますが、不当な差別をなくし、困難なときこそお互いに支え合うという本条例の趣旨から、本町を訪れる他県からの観光客または外国人観光客、別荘へ訪れる方なども適用されるとの理解でよいか、お聞かせ願います。 ○議長(池澤昇秋君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(森繁雄君) お答えいたします。 こちらの適用の範囲といたしましては、あくまでも町民ということでご理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(池澤昇秋君) ほかに質疑はありませんか。 6番、木村議員。 ◆6番(木村秀一君) 本条例の第2条の2であります「適切な支援及び助言を行う」というこの部分のところですけれども、この支援及び助言ということは、何か心のホットラインのような相談室を設け、不当な差別を受けた町民に対して対応をされると理解してもよろしいのでしょうか。 ○議長(池澤昇秋君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(森繁雄君) お答えいたします。 こちらの適切な支援と助言というものにつきましては、国の法務省などが行っております相談窓口、そういったところについてご案内をしてつなげていくというようなことを考えております。 以上です。 ○議長(池澤昇秋君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第5号 那須町互いに思いやる条例の制定については、原案のとおり可決されました。 △議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第8、議案第6号 那須町手話言語条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第6号 那須町手話言語条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、全ての町民が相互に人格及び個性を尊重し、支え合いながら共生する社会を実現するため、本町における手話への理解促進及び普及に関して基本理念を定め、町の責務並びに町民、事業者等の役割を明らかにするとともに、手話に関する施策の推進に必要な事項を定めるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第6号 那須町手話言語条例の制定については、原案のとおり可決されました。 △議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第9、議案第7号 那須町黒田原地区まちづくりセンターの設置、管理及び使用料に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第7号 那須町黒田原地区まちづくりセンターの設置、管理及び使用料に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、黒田原地区まちづくりセンター2階会議室2について、お試しサテライトオフィスとして活用するため、条例第5条中、第5号として「その他町長が必要と認める者」を加えるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 現在の黒田原地区まちづくりセンターは、5年前に先行投資として購入されたものでありますが、いまだ有効に使われているとは思えません。今回の条例改正は、他用途に利用するための改正であり、よいことだと思っております。2階部分は、本条例改正により、サテライトオフィスとしての活用が期待されます。本改正により使用用途が広がったわけでありますが、1階部分については黒田原地区の皆さんに活用を押しつけるのではなく、町が活用について真剣に考えなくてはならないのではないでしょうか。本条例改正により、利用用途が広がったことにより、1階部分の活用についての考えをお伺いします。 ○議長(池澤昇秋君) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(阿久津正樹君) お答えいたします。 現在この条例につきましては、担当所管課が観光商工課となってございますので、私のほうからお答えいたします。現時点におきましては、那須未来株式会社が事務所として1階部分を使用しているところでございます。また、那須高原友愛の森に今現在観光交流センターの増築工事を行っておりまして、その工事が完了した暁には、那須未来株式会社はそちらへ事務所を移転する予定となってございます。そうしますと、今現在まちづくりセンターの1階部分が空白、空くということになりますので、今後1階部分については有効に活用ができるように検討を図っていく必要があると思ってございますので、それにつきましては今後町のほうで跡地利用の検討のほうを図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(池澤昇秋君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 異議なしと認めます。 よって、議案第7号 那須町黒田原地区まちづくりセンターの設置、管理及び使用料に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第10、議案第8号 ふるさと那須町応援寄附条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第8号 ふるさと那須町応援寄附条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、ふるさと那須町応援基金に、企業版ふるさと納税による寄附金も積み立てることができるよう改正するものであります。基金の対象事業を地域再生法に基づく地域再生計画に記載された那須町まち・ひと・しごと創生推進事業に要する経費にも充てることができるよう明確化するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 異議なしと認めます。 よって、議案第8号 ふるさと那須町応援寄附条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第11、議案第9号 那須町公共施設等整備基金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第9号 那須町公共施設等整備基金条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、老朽化が進展しております公共施設等の適正管理に当たり、計画的な更新、改修に加え、計画的な解体撤去を行うため、当該基金を解体撤去に要する経費の財源に充てることができるよう一部改正するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第9号 那須町公共施設等整備基金条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第12、議案第10号 那須町保育園条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第10号 那須町保育園条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本町の保育園運営につきましては、那須町第2期保育園運営適正化・整備計画に基づき、保育園の統廃合、民営化を進めております。本議案は、那須町立那須高原保育園を令和3年4月1日より民営化することに当たり、町立保育園としては令和3年3月31日をもちまして閉園となるため、那須町保育園条例の一部を改正するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。 12番、小野曜子議員。 ◆12番(小野曜子君) 那須町保育園条例の一部を改正する条例に反対の討論を行います。 改正は、町立那須高原保育園の民営化に伴う改正です。日本の保育制度は、自治体が保育の実施義務を負う公的保育制度が原則であり、誇れるものです。しかし、近年それが急速に掘り崩されようとしています。今年度の新型コロナ感染拡大という緊急非常事態の下で、保育関係者は休まず、エッセンシャルワーカーとして大きな犠牲を払いながら保育を継続してきました。平時にでも余裕がない中で、このコロナ禍の特別の対応をこなす奮闘を通して、保育部門については、やはり公立で行政が責任を持てる形で、いざというときのために、例えば保育労働者の配置などを含めて余裕のあるものにしておく必要性を痛感させられたのではないでしょうか。 国は保育園を民営化へ誘導する政策を強めています。町はその方向にどう対処するか問われ続けています。高原保育園については、休日保育など多様なニーズに応えるための民営化という町の理由の説明ですが、町立のままで改善を、よりニーズに応える改善を町立のままで進める方向にこそ、質の高い安定的な保育の提供ができるものと私は考えます。町立保育園の民営化方針、町の方針に反対であり、条例の改正に反対します。 ○議長(池澤昇秋君) ほかにご意見はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 那須町保育園条例の一部を改正する条例に賛成の立場で討論いたします。 那須高原保育園につきましては、4月に民営化を実施するということは既定のことであります。これまで民営化に向けて準備を行い、保護者にも丁寧に説明を行い、理解をいただいております。那須高原保育園民営化の4月実施に向け、今回条例を改正するものであり、賛成します。 ○議長(池澤昇秋君) ほかにご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決をいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立または挙手を求めます。          〔起立・挙手多数〕 ○議長(池澤昇秋君) 起立または挙手多数であります。 よって、議案第10号 那須町保育園条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第13、議案第11号 那須町介護保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第11号 那須町介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 平成30年に策定した那須町第7期高齢者福祉・介護保険事業計画が本年度をもって期間満了となることから、第8期計画を策定しているところであります。本議案は、この計画の中で、各種施策を推進する上での必要な介護サービス等費用の財源等の見込額を算定し、介護保険料の見直しを行ったため、関係条文の改正を行うものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第11号 那須町介護保険条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第14、議案第12号 那須町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第12号 那須町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の公布に伴い、指定地域密着型サービス事業及び指定地域密着型介護予防サービス事業、指定介護予防支援等事業、指定居宅介護支援事業に関する基準が改正されたため、「感染症対策の強化」や「ハラスメント対策の強化」、「高齢者虐待防止の推進」等に関する規定を追加するなど、関係条文の改正を行うものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 今回の改正は、感染防止あるいは虐待防止、認知症、そういうことに対する対応で、それのために指針をつくったり、あるいは事業者、従業員に研修をしたり、掲示をしたりということで、いずれも大事なことであり、必要なことだと思います。しかし、この条例改正により、介護現場では仕事量が増える結果となります。現場の負担が増えることになりますが、それに対応するような措置も必要だと思います。今回の改正案策定に当たって、介護現場の声を聞いて、その上で策定されたのか質問いたします。 ○議長(池澤昇秋君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(森繁雄君) 今回の改正につきましては、あくまでも国の省令改正ということでの改正になります。実際この改正によって、介護現場のほうにもある一定の影響というのは出るかと思います。その辺については、今後事業者等から丁寧に意見のほうを聞いてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(池澤昇秋君) 11番、竹原亞生議員。 ◆11番(竹原亞生君) 今、介護現場では、いろいろ研修、研修ということで、かなり本業のほうで忙しい上に、そういうことも研修等で時間も取られるという悲鳴に近い声を聞いております。今度のコロナにより介護現場というのもかなり大変だと。それで、今回の改正に当たって、介護現場の声をよく聞いて、それで介護現場の要望というのですか、そういうこともよく聞いて対応をぜひお願いしたいと思うので、再度その辺しっかり対応をするということについて再確認したいのですけれども、よろしいでしょうか。 ○議長(池澤昇秋君) 保健福祉課長。 ◎保健福祉課長(森繁雄君) 議員ご指摘のとおり、今後介護現場のほうの声をしっかりと聞いて対応をしてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(池澤昇秋君) ほかに質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕
    ○議長(池澤昇秋君) 意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 異議なしと認めます。 よって、議案第12号 那須町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 △議案第13号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第15、議案第13号 那須町地域振興基金条例等を廃止する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第13号 那須町地域振興基金条例等を廃止する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、那須町地域振興基金、那須町地域福祉基金、那須町農村環境保全基金について、基金規模も少額となり、複数年にわたり積立てが必要な大規模事業の実施予定もないことから、基金設置の目的を達成したと認め、当該基金を廃止するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議はありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第13号 那須町地域振興基金条例等を廃止する条例については、原案のとおり可決されました。 △議員案第1号 那須町議会委員会条例の一部を改正する条例について ○議長(池澤昇秋君) 日程第16、議員案第1号 那須町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 10番、髙久一伸議員。          〔10番 髙久一伸君登壇〕 ◆10番(髙久一伸君) 那須町議会委員会条例の一部を改正する条例について趣旨説明をいたします。 本議案は、重大な感染症のまん延防止措置または大規模な災害等の発生等により、委員会の開催場所への参集が困難な状況下において、適切かつ効果的な議会運営を図るため、オンライン委員会の開催を可能とする所要の改正を行うものです。 よろしくご審議の上、ご決定くださるようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議員案第1号 那須町議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。 ここで昼食のため休憩いたします。          休憩 午前11時50分                                                     再開 午後 1時00分 ○議長(池澤昇秋君) 休憩前に引き続き再開いたします。 △議案第14号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第17、議案第14号 那須町都市計画マスタープランの策定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第14号 那須町都市計画マスタープランの策定について、提案理由の説明を申し上げます。 都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2の規定に基づき、町の都市計画に関する基本的な方針として定めるものです。本議案は、平成15年度に策定しました現計画が本年度終期を迎えることから、次期計画を策定するため、那須町議会基本条例第9条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第14号 那須町都市計画マスタープランの策定については、原案のとおり可決されました。 △議案第15号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第18、議案第15号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第15号 工事請負契約の締結について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、道の駅那須高原友愛の森地内において行う、観光交流センター増築工事に係る契約であります。本工事請負は、一般競争入札の結果、株式会社本田工務店が1億560万円で落札し、去る1月28日に仮契約を締結いたしました。 よって、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 異議なしと認めます。 よって、議案第15号 工事請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。 △議案第16号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第19、議案第16号 那須地区広域行政事務組合規約の一部変更についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第16号 那須地区広域行政事務組合規約の一部変更について、提案理由の説明を申し上げます。 本議案は、と畜場法に基づくと畜場の設置並びに維持管理に関する事務を終了することに伴い、那須地区広域行政事務組合規約の一部を変更するものであります。あわせて、那須塩原市が実施した地籍調査により、当該組合の事務所の地番に誤りがあることが判明したことに伴い、那須地区広域行政事務組合規約の一部を変更するものであります。 よって、地方自治法第286条第1項の規定により、那須地区広域行政事務組合規約の一部を変更するため、同法第290条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 異議なしと認めます。 よって、議案第16号 那須地区広域行政事務組合規約の一部変更については、原案のとおり可決されました。 △議案第17号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第20、議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第9号)についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第9号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回提案いたします一般会計補正予算(第9号)につきましては、歳入歳出予算について、確定または見込額等により精査を行い、町税、国・県支出金等を増減補正するとともに、歳出不用額等の整理を行うほか、年度内に新たに対応を要する事務事業が生じたため、これらに要する経費について補正予算を編成するものであります。 歳入における主な内容といたしましては、1款2項の固定資産税などの町税について、新型コロナウイルス感染症の影響による大幅な減収を見込むほか、19款2項にふるさと納税の収入見込額を計上し、22款1項に減収対策として追加、創設されました減収補填債及び特別減収対策債を計上しております。 歳出における主な内容といたしましては、2款1項に、公共施設等整備基金や、ふるさと那須町応援基金に寄附額に対応した積立金を計上するほか、3款2項に、子供たちの新生活応援給付金事業に係る経費や、衛生用品購入などの新型コロナウイルス感染症対策経費を計上しております。 これらにより、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ3億1,500万円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ174億8,130万円とするものであります。 「第2表 繰越明許費」は、いずれの事業も年度内に完了ができないため、予算を翌年度へ繰り越して執行するものであります。 「第3表 債務負担行為の補正」は、スクールバス運行業務や指定ごみ袋製造業務などの16事業について、本年度中に業者選定、入札手続等を行うため、それぞれ期間及び限度額を定め、債務負担行為を設定、変更するものであります。 「第4表 地方債の補正」は、減収補填債や特別減収対策債などを追加するほか、町道整備事業や災害復旧事業など、起債対象事業費の増減により、それぞれ借入限度額を増減補正するものです。 以上が一般会計補正予算(第9号)の総括であります。 概要につきましては、企画財政課長から説明させますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 企画財政課長。          〔企画財政課長 大沼和彦君登壇〕 ◎企画財政課長(大沼和彦君) 議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第9号)につきまして詳細をご説明申し上げます。 説明のほうは10ページからになります。10ページ、11ページを御覧ください。まず、繰越明許費の設定でございます。補正予算計上時期による発注のタイミングや諸般の事由によりまして、令和2年度中に完了しない事業につきまして、令和3年度に繰り越して完了させるものであります。2款総務費、1項総務管理費、役場庁舎屋上防水改修工事1,212万8,000円など、18事業でございます。 次に、12ページ、13ページをお開きください。ただいま町長が申し上げたとおりでございまして、債務負担行為でございますけれども、年度内に契約を締結して翌年度以降に経費の支出を予定するものでございます。各種事業の運営、保守管理の業務委託などでございます。 次に、14ページ、15ページをお開きください。地方債の補正であります。追加の地方債といたしまして、除雪車両購入事業、減収補填債、特別減収対策債を計上いたしました。詳しくは、歳入の部分で説明いたします。 また、変更の部分につきましては、入札による事業費確定に合わせた起債限度額の変更でございます。 それでは、歳入の説明をいたします。予算書の20ページ、21ページをお開きください。1款1項町税、10月の全協におきまして、今年度の資金繰りにつきまして説明をいたしましたが、この冬には再度の緊急事態宣言が発出されるなど、社会経済情勢は引き続き厳しい状況が続いております。今回このような背景を踏まえ、秋口の想定からさらに減収幅の大きい補正予算を計上いたします。 21ページ、上から3枠目の固定資産税現年課税分について、秋口の想定3億5,000万円の減から4億円の減とする予算を計上いたしました。同様に、入湯税の現年課税分を、秋口想定の4,900万円の減から8,300万円の減額に下方計上してございます。 以上の要因によりまして、1款町税は4億9,847万2,000円、約5億円の減額計上で、補正後は43億5,681万7,000円になります。この減額への対応でございますが、減収補填債等による歳入計上で、歳入歳出額の調整をしております。 2款1項1目地方譲与税から9款1項1目環境性能割交付金までは、国からの配分や利用実績による減額であります。 22ページ、23ページをお開きください。前ページで環境性能割交付金が1,700万円の減収となっておりますが、こちらにございますように自動車税減収補填特例交付金等により、一定金額が措置されております。 13款1項1目民生費負担金9,046万8,000円の減は、主に子ども・子育て支援施設型給付費負担金で、これは町立保育園に入園した園児数の確定によるものでございます。保育園の総定員数で当初予算を計上しており、例年この3月補正で実績精算をしております。 14款使用料及び手数料2,368万円の減額は、それぞれ利用実績等による減額であります。特に一番下の欄、清掃手数料1,382万5,000円の減額は、観光客の減少による事業系ごみ排出量の減が要因になっております。 続きまして、24ページ、25ページをお開きください。15款国庫支出金4,660万4,000円の減額でございます。事業費の確定による精算が主な理由であります。 1項国庫負担金、2節障害者自立支援負担金3,227万4,000円の増は、サービス利用者の増加によるもの、2目国庫補助金、1節総務費補助金のうち社会保障・税番号制度システム整備費補助金734万8,000円は、マイナンバー関係、新型コロナ経済対策は、臨時交付金を今回1,151万6,000円を充当いたします。1次、2次の臨時交付金の充当は、今回で最終になります。 2目民生費国庫補助、2節児童福祉費補助金、保育園等整備交付金1,962万5,000円の減額は、建設工程による年度調整であり、全体の事業量に変更はございません。 4目土木費国庫補助金、1節道路橋りょう補助金について6,000万円程度の金額の調整がございます。JRに委託いたしました橋梁点検費用の精査によりまして、道路と橋梁の事業費の調整を行ったものであります。 26ページ、27ページをお開きください。3目衛生費委託金825万円の減は、畜産系指定廃棄物仮置き場の移設や補修工事がなかったことから減額するものでございます。 16款県支出金は4,720万8,000円の減であります。1項1目民生費県負担金318万円の減は、記載された事業の実績によるものでございます。 2目土木費県負担金894万5,000円の減は、地籍調査事業について、国・県の予算枠により申請どおりの交付決定に至らなかったものでございます。 2項県補助金、2目民生費県補助金のうち、安心こども特別対策事業は、この同じ枠3行目の栃木県子ども・子育て支援事業の事業の組み替えによるものでございます。 以下、本ページにつきましては、主に記載された事業の実績による精算であります。 28ページ、29ページをお開きください。一番上の行にありますお試しサテライトオフィス設置促進補助金は、県における新しい補助制度でございます。町が建物所有者に支払う賃借料の2分の1を支援いただけるものであります。 18款寄附金、本年度も個人、法人様から多くの寄附金をいただいたところであります。ふるさと那須町応援寄附金につきましては、今回1億9,733万1,000円を計上いたします。これは、昨年10月から本年3月までの見込額であります。寄附額につきましては、昨年度が3億185万円、最終的に本年度も同程度の歳入を見込んでおります。 19款繰入金は1億2,726万1,000円を追加で繰り入れます。まず、介護保険、下水道特別会計から事業実績による繰出金の戻しを行います。それぞれ1,239万4,000円、310万円でございます。 次に、税収減に対応するため、財政調整基金から1億5,000万円を繰入れいたします。こちら22款のほうで説明いたします。 公共施設等整備基金、ふるさと応援基金、森を育む基金、川をきれいにする基金、これらは歳出の事業費減により、基金に戻すものであります。 30ページ、31ページをお開きください。21款雑収入は4,384万5,000円の減、主なものは新型コロナウイルス感染症の感染急拡大を受け、プレミアム商品券の販売を2万冊から1万5,000冊に変更したことから、販売減少分4,000万円を減額するものであります。こちら歳出も同様に減額してございます。 22款町債につきましては1億2,690万円の増、記載の事業の国・県交付決定額による事業費の減、入札結果、事業費の精査による起債額の増減でございます。 10目減収補填債、11目特別減収対策債の説明をいたします。秋口の全協で税収の見込みによっては補填財源が不足する場合、起債もあり得るとしておりましたが、現下における措置といたしましては、財政調整基金のみでは3.9億円の貯金の取崩しになります。財政調整基金の残高が10億円程度になりますと、安定的な財政運営に影響が出てくることから、今回基金繰入れを1.5億円とし、不足分を減収補填債7,970万円、特別減収対策債を1億6,000万円借入れする形の予算計上といたしました。この減収補填債は、地方消費税交付金、たばこ税、地方揮発油譲与税等の減額に対応できる起債であります。元金償還に当たっての地方交付税充当率は、ほぼ100%であり、償還期間は20年を想定しております。 次に、特別減収対策債でございます。今回コロナ対策として新設されたもので、固定資産税や入湯税の減収に対応できるものであります。償還期間は10年で、利率は政府系ではなく民間調達のため、0.3から0.5%を想定しております。この特別減収対策債につきましては、実質の借入れにつきましては、3月末までの税収状況が好転すれば、1億6,000万円まで借入れする必要はなくなりますので、今後の歳入状況を注視してまいります。 以上が歳入の説明でございます。 次に、歳出の説明をいたします。32ページ、33ページをお開きください。1款議会費、2款総務費でございますが、新型コロナの影響による事業の中止や縮小など、精算による減額であります。このうち1項6目財政調整基金費、24節積立金でございますが、公共施設等整備基金への積立てについて、高久駅北側の東北新幹線に架かる町道橋梁が老朽化しており、数年後に撤去する必要があることから、今年度から5年間、年2,160万円を積立てするものであります。 34ページ、35ページをお開きください。支所費につきましては、枯れ木の伐採などの費用を計上したところでございます。行幸啓費につきましては、行幸中止による減額であります。 11目ふるさと納税推進費につきましては、寄附額3億6,000万円を想定した補正予算を組んだところでありますが、12月の落ち込みが予想以上に大きかったことから、歳入見込みを見直して3億円に対応する経費に補正するものであります。積立額の2億3,000万円の補正は、10月から本年3月末までの見込みであります。 12目公共交通費790万円の増は、民間事業者の生活バス路線維持対策について、運行実績による補助金確定額であり、路線は黒磯駅、那須塩原駅発那須湯本行き、黒田原駅発伊王野行きの路線であります。 14目地域活動推進費、地域づくり事業交付金の減額について説明いたします。本年度、7月補正予算で新型コロナ禍の町内事業所を支援する目的で、町のふるさと納税型クラウドファンディングサイト、こちらを活用して資金を調達する事業について、事業者の目標でありました3,000万円を予算計上したところであります。しかし、クラウドファンディング開始後、新型コロナの影響により、事業に参画するスポンサー企業が急遽撤退したことにより、予定していた事業が困難になりました。この予定していた事業は、テレビ番組の制作を予定しておりました。この急遽撤退を受けまして、寄附活動を途中で中止しました結果、町内事業者に28万2,000円を交付し、2,971万8,000円を減額するものであります。あわせて、寄附された方には、事情を説明しております。 15目諸費、住民相談費につきましては、人権フェスタ中止によるもの、16目特別定額給付金事業費、いわゆる1人10万円給付につきましては、2万4,889人に給付し、給付率99.9%、精算では610万円の減額とさせていただきました。 36ページ、37ページをお開きください。こちら本ページに記載された事業についての事業実績によるものと、中ほど3項1目戸籍住民基本台帳費903万6,000円の増は、戸籍とマイナンバーをリンクさせるシステム改修に242万円、マイナンバー推進機構組織に支払う交付金661万6,000円であります。財源は、国100%であります。 38ページ、39ページを御覧ください。3款民生費、1目社会福祉総務費4,121万5,000円の減は、国民健康保険、後期高齢者医療の繰出金の精算、新型コロナ緊急生活支援給付金の減額であります。緊急生活支援給付金は、予算額1,500万円のところ、3月末給付1,100万円を見込んだ減額であります。 2目国民年金事務費から4目高齢者福祉費までは、事業実績による減額であります。 40ページ、41ページをお開きください。5目障害者福祉費、障害福祉サービス費の増額補正、主な要因は、新型コロナの影響により、従来の訪問通所サービスから在宅サービスの需要が多くなったことから、8,477万3,000円の増となっております。 2項1目児童福祉総務費6,670万9,000円の減額、主なものは、2つ目の丸の子ども子育てのための教育保育等給付費の精算による返還金であります。歳入のほうでも説明いたしましたが、例年保育園の定員数の合計で予算化しておりますので、3月で実績による精算となります。 なお、一方で、この欄の上から2行、新型コロナ対策として衛生用品の購入に81万円、子供たちの年齢節目に家計支援を行う新生活応援給付金事業に1,817万2,000円を計上いたしました。 2目保育園費については、事業の実績や中止した保育園事業などによる減額でございます。このうち保育園施設整備費、民間保育施設整備費補助金3,643万3,000円の減額は、歳入でも説明いたしましたが、大同・高久の統合保育園、こちら工事工程スケジュール上、令和3年度の年度別工事量を多くしたための減額であります。 続きまして、42ページ、43ページをお開きください。3目児童福祉費、子育て世帯臨時特別給付金220万円の減は、昨年春に実施済みの児童手当に1万円を上乗せする国の政策について、交付実績により減額するものであります。あわせて、被災住宅再建等支援事業費につきましては、対象者なしにつき減額でございます。 4款衛生費、1項1目保健衛生総務費につきましては、衛生用品の追加購入に25万1,000円、新型コロナ交付金対象であります。 次に、2目予防費につきましては、事業実績による減額でございます。 3目環境衛生費、4目環境保全費につきましても、事業実績による減額であります。 44ページ、45ページをお開きください。2項清掃費、1目清掃総務費、2目塵芥処理費、いずれも入札残金や広域行政事務組合の負担金の確定による減額でございます。 6款農林水産業費、1項1目農業委員会費180万6,000円の増、主なものは、農業委員、農地利用最適化推進委員の活動成果による委員報酬の加算250万9,000円であります。国から交付されるものでございます。 3目農業振興費につきましては、事業実績による減額でございます。 46ページ、47ページをお開きください。4目畜産業費434万円の増、主なものは優良牛整備事業補助金の増額440万円であります。これは、予算編成の都合上、例年当初予算を低く抑え、3月補正で確定させる手法を取っております。 6目共同利用模範牧場費は、不法投棄処理に関しまして、処分方法を変更し、繰越明許費に計上、関連して手数料を76万2,000円減額するものであります。 2項1目林業振興費363万4,000円の増、主な増額は、新型コロナ交付金を活用し、林業生産力維持のための支援金150万円を計上、那須町森林組合に交付いたします。これにより林業技能職員39名の雇用維持を支援いたします。 また、作業道の開設補助250万円、本年度に限り、補助率を4分の1から2分の1に引き上げ、伐採作業の推進を図るものであります。県においては、県予算12月補正で森林所有者への支援措置を講じたことから、本町におきましては、生産側の支援を行うものであります。 有害鳥獣捕獲報償費142万4,000円は、イノシシ等の捕獲頭数の成果による増額でございます。 2目山村施設管理費220万円の減は、富岡、稲沢の集落センター、この改修が当初想定より安く完了したことから減額するものでございます。 7款商工費、1項2目商工業振興費1,566万4,000円の増、雇用維持のための支援金について申請事業所の増に対応するものでございます。 48ページ、49ページをお開きください。3目観光費5,806万4,000円の減、主な要因は、プレミアムクーポン券の販売総額の減額、これに付随して事業者へ支払いする金額が減になるものでございます。 観光誘客委託料440万円の減につきましては、この冬の新型コロナ感染拡大によるもので、今後新型コロナ第3次交付金に計上の上、繰越し手続により対応してまいります。 5目いこいの家費600万円の減額は、業務委託入札の結果による減額でございます。 次に、道の駅那須高原友愛の森整備費は4,280万円の減、主なものは、記載されました整備費の減と本年度一般会計全体の資金繰りのため、土地開発基金に戻す3,203万3,000円を執行停止にしたものであります。 8款土木費、1項1目土木総務費1,386万1,000円の減、主な要因は、本年度の地域おこし協力隊について、募集3名に対し1名を採用したことから、2名分の人件費を減額したものであります。 車両管理費では、除雪車購入のための入札残金を減額するものであります。 次に、2目町有財産登記費から道路維持費1,840万円の減額は、新型コロナの影響により、本年度執行停止を要請したものであります。 50ページ、51ページをお開きください。3項1目河川総務費165万4,000円の減額は、事業の実績や川をきれいにする基金、稚魚放流イベントを感染防止のため中止したことによる減額であります。 4項都市計画費、2目地籍調査費1,254万円の減、国庫支出金の採択に応じた事業を実施したものであります。 3目公共下水道費繰出金3,001万6,000円の増は、湯本浄化センターの耐震改修について、令和3年度分を前倒し施行するため、繰出しするものであります。 4目公園費144万円の減は、利用実績に基づく減額、5目住宅対策費315万7,000円の減、お試しサテライトオフィスに備品を購入する費用として21万円、こちらはコロナ臨時交付金対象であります。その他の減額は、記載の事業実績によるものであります。 52ページ、53ページをお開きください。3目住宅建設費194万7,000円の増は、グリーンハイツ田中1区画販売に係る子育て特例による土地販売、割引分ですね、これに対する補填として特別会計への繰出金でございます。 9款消防費、1項1目常備消防費1,680万6,000円の減は、那須地区消防組合負担金の精算、4目防災費、主なものは防災行政無線入札残金、こちらを減額するものであります。 10款教育費、教育総務費60万円の計上、こちら育英資金への特定目的寄附をいただいた金額を基金に繰り出すものであります。 3目学校支援費26万円は、コロナ交付金対象の衛生用品購入、4目幼稚園振興費57万3,000円の増は、利用者の増加などによるものであります。 2項小学校費、1目学校管理費103万8,000円の減は、説明欄記載の物品の新規購入及び事業の精算でございます。 54ページ、55ページをお開きください。2目学校給食費844万2,000円の減、主な要因は、給食調理業務の入札残金を減額するものであります。 3項中学校費、1目学校管理費287万円の減は、各種競技大会参加の実績によるもの、2目学校給食費については、給食調理業務の入札残金でございます。減額でございます。 4項社会教育費、1目社会教育総務費41万8,000円の減、新型コロナの影響で成人式をはじめとする各種行事を中止したことによる減額。一方で、成人式中止に関連しまして、貸し衣装などのキャンセル料補助金60万円を新たに計上いたしました。これは、新型コロナ臨時交付金の対象でございます。 2目公民館費604万8,000円の減、事業、行事の中止によるものであります。 56ページ、57ページをお開きください。3目文化振興費39万6,000円の減、4目文化センター費310万5,000円の減、いずれも業務の縮小や入札残金の減額でございます。 5項保健体育費、1目保健体育総務費260万2,000円の減、主なものは、とちぎ国体の会場設営設計業務委託、こちらの入札残金を減額するものであります。 2目体育施設費521万2,000円の減、主なものは、59ページを御覧ください。野外研修センター解体設計業務につきまして、外注予定にしておりましたが、自前での設計に変更したことから予算を減額するものであります。 11款災害復旧費、1目農地災害復旧費2,612万3,000円の減、2目農業用施設災害復旧費2,602万2,000円の減、これらは町単独の小規模災害復旧事業としまして、農家への補助金でございますが、個人での簡易復旧による申請件数の減、現場精査による事業費の減によるものであります。 なお、町単独での農地災害復旧は109か所、水路などの農業用施設災害復旧は353か所でございます。 以上が歳出に関する説明でございます。 次に、60ページから67ページまでは、10ページの繰越明許費に関する詳しいもの、68ページから71ページまでは、債務負担行為に関する調書、ご確認をお願いしたいと思います。 それで、72ページ、73ページを御覧ください。72ページ、73ページは、地方債の見込みに関する調書でございます。今回、減収補填債の新規起債、固定資産税の納税状況により借入れを視野に入れた特別減収対策債の計上、合わせて2億4,000万円を計上したことにより、期中償還を差し引きますと、令和2年度末町債残高は122億3,510万7,000円を予定しております。 最後に、74ページをお開きください。人件費関係ですけれども、1、一般職、(1)、総括、会計年度任用職員3名分の減額補正1,290万円でございます。 以上が令和2年度一般会計補正予算(第9号)の内容でございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第17号 令和2年度那須町一般会計補正予算(第9号)については、原案のとおり可決されました。 △議案第18号~議案第22号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第21、議案第18号から日程第25、議案第22号までの令和2年度5特別会計補正予算について、会議規則第36条の規定により一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 副町長。          〔副町長 高内 章君登壇〕 ◎副町長(高内章君) 議案第18号から第22号につきましては、一括して提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第18号 令和2年度那須町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、歳出予算において、総務費、保険給付費、保健事業費の減額、諸支出金の増額補正を行うものであります。 歳入予算においては、コロナウイルス感染症に係る保険税減免による国民健康保険税を減額し、国の財政支援である国庫支出金を増額いたします。また、繰越金、諸収入の増額、繰入金等の減額補正をするものであります。 歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1,290万円を増額し、予算総額を歳入歳出それぞれ37億1,880万円とするものであります。 歳入予算の補正について説明いたします。1款国民健康保険税3,296万6,000円は、一般被保険者国民健康保険税の減額補正であります。 3款使用料及び手数料2万7,000円は、督促手数料の減額補正であります。 4款国庫支出金1,171万円は、国民健康保険災害臨時特例補助金の増額、社会保障・税番号制度システム整備費補助金の減額補正であります。 5款県支出金420万円は、保険給付に係る普通交付金等の減額補正であります。 8款繰入金2,558万5,000円は、保険基盤安定繰入金、出産育児一時金繰入金、基金繰入金の減額補正であります。 9款繰越金4,698万8,000円は、療養給付費交付金繰越金及びその他の繰越金に係る増額補正であります。 10款諸収入1,698万円は、国保連合会からの前年度保険給付費等返還金の増額補正であります。 歳出予算の補正につきましては、1款総務費13万6,000円は、委託料の減額補正であります。 2款保険給付費504万1,000円は、退職者医療制度の廃止に伴う療養給付費及び高額療養費等の減額補正であります。 4款保健事業費233万4,000円は、特定健康診査受診者の減少による委託料等の減額補正であります。 6款諸支出金2,041万1,000円は、普通交付金等の過年度精算に伴う償還金の増額補正であります。 次に、議案第19号 令和2年度那須町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、歳出予算において、後期高齢者医療保険料の精査による広域連合納付金の増額、健康診査受診者の減少による保健事業費の減額補正をするものであります。 また、歳入予算においては、後期高齢者医療保険料、繰越金の増額補正を行い、事務費の精査に伴う繰入金の減額補正をするものであります。 歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1,070万円を増額し、予算総額を歳入歳出それぞれ3億5,690万円とするものであります。 歳入予算の補正について説明いたします。1款後期高齢者医療保険料1,276万6,000円は、決算見込みによる特別徴収保険料の増額、普通徴収保険料の減額補正をするものであります。 2款使用料及び手数料7,000円は、督促手数料の減額補正であります。 4款繰入金364万9,000円は、事務費繰入金、後期高齢者医療保険基盤安定繰入金の減額補正であります。 5款繰越金282万1,000円は、前年度繰越金の増額補正であります。 歳出予算の補正につきましては、2款後期高齢者医療広域連合納付金1,191万8,000円は、広域連合納付金の増額補正であります。 3款保健事業費121万6,000円は、健康診査委託料等の減額補正であります。 次に、議案第20号 令和2年度那須町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、保険給付費及び諸支出金に不足が生じたことによる増額を行い、総務費及び地域支援事業費を減額補正するものであります。 歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ2,000万円を追加し、予算総額を29億6,000万円とするものであります。 歳入予算の補正につきまして、主なものを説明いたします。1款保険料1,000万円は、第1号被保険者保険料の増額補正であります。 4款国庫支出金2,662万2,000円は、介護給付費負担金等の増額補正並びに調整交付金及び地域支援事業交付金の減額補正であります。 5款支払基金交付金261万6,000円は、介護給付費交付金の増額補正並びに地域支援事業支援交付金の減額補正であります。 6款県支出金104万3,000円は、介護給付費負担金の増額補正並びに地域支援事業交付金の減額補正であります。 9款繰入金3,297万6,000円は、介護給付費繰入金の増額補正並びに地域支援事業繰入金及びその他一般会計繰入金の減額補正のほか、介護保険財政調整基金繰入金の増額補正であります。 歳出予算の補正の主なものにつきましては、1款総務費121万7,000円は、一般管理費の増額補正並びに介護認定審査会費の減額補正であります。 2款保険給付費1,286万円は、介護サービス等諸費及び介護予防サービス等諸費、高額介護サービス等費の増額補正であります。 3款地域支援事業費403万8,000円は、介護予防・生活支援サービス費及び一般介護予防事業費、包括的支援事業・任意事業費の減額補正であります。 5款諸支出金1,239万5,000円は、一般会計繰入金の過年度精算に伴う一般会計繰出金の増額補正であります。 次に、議案第21号 令和2年度那須町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入予算においては使用料及び手数料、繰越金の減額と国庫補助金、繰入金の増額を行い、歳出においては総務費、下水道建設費を増額する補正予算であります。 歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれ1,530万円を増額し、予算総額を歳入歳出それぞれ4億8,350万円とするものであります。 歳入予算の補正について主なものを説明いたします。2款使用料及び手数料1,842万円は、湯本処理区下水道使用料収入見込みによる減額補正であります。 3款国庫支出金608万3,000円は、湯本浄化センター耐震対策事業に係る増額補正であります。 5款繰入金3,001万6,000円は、財源調整による増額補正であります。 6款繰越金237万9,000円は、公共下水道及び地域下水処理施設の前年度繰越金の減額補正であります。 歳出予算の補正について説明いたします。1款総務費310万円は、地方財政法第7条第3項の規定に基づく前年度決算剰余金の処分に係る一般会計繰出金の増額補正であります。 2款下水道建設費1,220万円は、湯本浄化センター耐震対策事業に係る増額補正であります。 次に、議案第22号 令和2年度那須町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、令和2年度において1区画の分譲販売をしたところでありますが、当初見込みを下回ったため、減額補正をするものであります。 歳入歳出それぞれ4,830万円を減額し、予算総額を歳入歳出それぞれ630万円とするものであります。 歳入予算の補正について説明いたします。1款事業収入5,032万8,000円は、土地分譲収入の減額補正であります。 2款繰入金194万7,000円は、子育て特例等による分譲収入補填のため、一般会計繰入金を増額補正するものであります。 3款繰越金8万1,000円は、前年度からの繰越金の増額補正であります。 歳出予算の補正につきましては、1款事業総務費4,830万円は土地購入費の減額であります。 以上が議案第18号から第22号までの特別会計補正予算の提案理由となります。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) これより議案ごとに質疑、討論、採決に入ります。 議案第18号 令和2年度那須町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号 令和2年度那須町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号 令和2年度那須町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第19号 令和2年度那須町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号 令和2年度那須町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 異議なしと認めます。 よって、議案第20号 令和2年度那須町介護保険特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号 令和2年度那須町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第21号 令和2年度那須町下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号 令和2年度那須町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)について、質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第22号 令和2年度那須町宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 △議案第23号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(池澤昇秋君) 日程第26、議案第23号 令和2年度那須町水道事業会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第23号 令和2年度那須町水道事業会計補正予算(第2号)について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入を減額するほか、資本的収入及び支出予算を減額するものであります。 収益的収入予算の補正につきまして説明をいたします。収入予算を5,091万2,000円減額し、予算総額を7億1,608万円とするものであります。 収入予算の補正について、主なものを説明いたします。事業収益5,120万円は、水道料金及び量水器使用料等の減収による減額補正であります。 資本的収入及び支出予算の補正について説明いたします。収入予算を3,882万7,000円減額し、予算総額を6,807万3,000円に、支出予算を7,000万円減額し、予算総額を5億2,079万9,000円とするものであります。 資本的収入額が支出額に対し不足する額4億5,272万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,982万4,000円、過年度分損益勘定留保資金3億2,166万8,000円、当年度分損益勘定留保資金1億123万4,000円で補填するものであります。 次に、債務負担行為の補正について説明いたします。債務負担行為は、令和2年度から3年度を期間とし、水道水質検査業務委託など4件の業務を委託するため、設定するものであります。 よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第23号 令和2年度那須町水道事業会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。 ここで休憩いたします。          休憩 午後 2時03分                                                     再開 午後 2時20分 ○議長(池澤昇秋君) 休憩前に引き続き再開いたします。 △議員案第2号 那須町議会予算審査特別委員会の設置について ○議長(池澤昇秋君) 日程第27、議員案第2号 那須町議会予算審査特別委員会の設置についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 10番、髙久一伸議員。          〔10番 髙久一伸君登壇〕 ◆10番(髙久一伸君) 那須町議会予算審査特別委員会の設置について、趣旨説明をいたします。 本議員案は、必要に応じて予算及びこれに関連する議案の審査を行うとともに、関連する事務事業を一体的に審査、調査するため、那須町議会委員会条例第5条の規定により、議員13名をもって構成する「那須町議会予算審査特別委員会」を設置するものであります。 なお、年間を通じ、予算関連の審議、調査を行うため、期限を令和3年2月26日から令和4年2月25日としております。 よろしくご審議の上、ご決定くださるようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 質疑を終わり、討論に入ります。 ご意見はありませんか。          〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご意見はないものと認め、討論を終わり、これより採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議員案第2号 那須町議会予算審査特別委員会の設置については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。ただいま那須町議会予算審査特別委員会の設置を決定いたしましたので、委員の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、本職において指名したいと思います。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、本職において議員全員を那須町議会予算審査特別委員会委員に指名いたします。これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、議員全員を那須町議会予算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 ただいま那須町議会予算審査特別委員会委員が選任をされました。委員長及び副委員長2名については、議会先例等申合せにより、委員長には総務産業常任委員長が、副委員長には民生文教常任委員長が当たるとされております。 お諮りいたします。委員長及び副委員長2名について、議会先例等申し合わせのとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) ご異議なしと認めます。 よって、予算審査特別委員会委員長には薄井博光議員、副委員長には室井髙男議員に決定いたしました。 △議案第24号の上程、説明 ○議長(池澤昇秋君) 日程第28、議案第24号 令和3年度那須町一般会計予算についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第24号 令和3年度那須町一般会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 令和3年度一般会計当初予算総額は127億5,500万円を計上したところであり、前年度当初予算比では6億7,200万円、5%の減となっております。 減額とした主な要因は、那須地区広域行政事務組合が実施する広域クリーンセンター大田原の基幹的設備改良事業及び一般廃棄物最終処分場整備に係る負担金の減によるものであります。また、特別会計を含めた当初予算総額は211億6,626万6,000円、前年度当初予算比では8億2,516万円、3.8%の減となっております。 令和3年度の予算編成に当たりましては、新型コロナウイルス感染症の影響や、固定資産税の評価替えなどにより、町税などの大幅な減収が見込まれる中、「アフターコロナを見据えた持続可能なまちづくり」を基調とし、ピンチをチャンスに変えていく積極さと、「住み続けられるまちづくり」と「やさしさある施策」を町民に提供するよう、コロナに負けず「夢ある未来」の創造へ向けて予算編成を行いました。 また、令和3年度は、「第7次那須町振興計画後期基本計画」の開始年度であることから、環境の変化を的確に捉え、優先度を検討の上、各種施策を着実に推進してまいります。 施策ごとの新規事業や重点事業につきましては、施政方針の中でご説明を申し上げておりますので、歳入歳出予算の概要につきましては企画財政課長より、また詳細につきましては予算審査特別委員会において所管課長から説明させますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げ、説明といたします。 ○議長(池澤昇秋君) 企画財政課長。          〔企画財政課長 大沼和彦君登壇〕 ◎企画財政課長(大沼和彦君) 議案第24号 令和3年度那須町一般会計予算の概要につきまして、予算書に沿いましてご説明申し上げます。 まず、5ページをお開きください。議案書第1条にございますように、令和3年度の一般会計歳入歳出予算の総額127億5,500万円でございます。 第2条以降につきましては、令和3年度一般会計予算について、地方自治法の規定に基づき、当初予算案に示す内容を条文として定めたものでございます。 次、6ページから9ページまでは、歳入歳出の明細が載せてありますので、ご確認をお願いしたいと思います。 10ページを御覧ください。10ページは債務負担行為、令和3年度から複数年にわたって支出が予定されている事業につきまして債務の負担を設定するものでございます。 次に、11ページをお開きください。地方債でございます。令和3年度の町債の一覧でございます。起債予定額は12億1,010万円であります。利率につきましては、全体としておおむね年利0.3%前後でございます。あわせて、最後の欄の臨時財政対策債につきましては、翌年度以降の元利償還額相当について地方交付税で措置されることになっております。 続きまして、12ページ、13ページをお開きください。歳入歳出予算事項別明細の総括の部分、こちらご説明いたします。 まず、歳入について、この表は歳入予算につきまして款別に本年度予算額と前年度予算額を比較したものであります。本年度計上いたしました歳入予算案の特徴的な内容及び前年度と比較した増減について主な要因をご説明いたします。 1款町税、本年度予算額、令和3年度予算額46億1,356万円で、前年度と比較して2億4,172万9,000円の減額計上といたしました。これは、主に新型コロナウイルス感染症の影響による入湯税などの減収や固定資産税の評価替えによる税額の減少によるものであります。 次に、2款以降、7款地方消費税交付金は3,500万円の増額を見込みます。 11款地方交付税は18億2,000万円で、前年度と比較して6億8,100万円の大幅減となっておりますが、先ほど町長からもありましたが、広域クリーンセンター大田原の基幹的設備改良、それから一般廃棄物最終処分場の整備費のピークアウトによるものでありまして、歳出額につきましても同様に減額計上しております。 15款、16款、国庫支出金、県支出金は、令和3年度に実施する各種事業費を積み上げた結果でございます。 19款繰入金は、基金からの繰入れでございます。科目存置を含め、9億3,500万1,000円、前年度と比較して1億545万4,000円の増となっております。当初予算編成におきまして、町政運営に必要な財源の不足分を補うためのもので、主なものといたしまして、財政調整基金から5億5,000万円、ふるさと那須町応援基金から2億5,000万円を充当いたします。 22款町債、起債を予定している事業でございますが、先ほどの11ページの表のとおりでございます。大規模な公共施設の解体工事もあることから、前年度対比2億5,850万円の増となっております。 次に、歳出につきましてご説明いたします。14ページ、15ページをお開きください。主な項目につきまして説明いたします。 1款議会費1億290万5,000円、前年度と比較して289万6,000円の減、所管事務調査等の中止など、ご協力をいただくものでございます。 2款総務費17億527万3,000円、前年度と比較して2億9,109万円の増、旧伊王野小学校校舎及びプールの解体費用が主な増額理由であります。 3款民生費41億2,290万4,000円、前年度と比較して4,231万3,000円の減、医療介護事業、民間保育園建設補助金等、事業費を積み上げた結果でございます。 4款衛生費でございます。15億791万9,000円で、前年度と比較して7億9,023万8,000円の減となりました。総括でも説明いたしました事業のピークアウトによる負担金の減少が主な要因でございます。 5款労働費は前年度並みの予算規模といたしまして、6款農林水産業費5億2,118万6,000円で、前年度と比較して4,576万8,000円の減、こちらも主な要因といたしましては、畜産担い手育成などの国庫補助事業費のピークアウトによるものであります。 7款商工費は6億8,133万3,000円で、前年度と比較いたしまして1億5,585万4,000円の減でございます。主な要因は、道の駅那須高原愛の森観光交流センターの発注完了に伴う減額であります。 なお、観光分野におきましては、当初予算に計上した事業のほか、この冬の緊急事態宣言により実施できなかった春の観光プロモーション事業につきまして、繰越し手続を取り、令和3年度に並行して実施いたします。 8款土木費は9億3,260万円で、前年度と比較して1,144万2,000円の増、主な増額要因は、道路改良事業や舗装修繕、国体関連の舗装修繕、定住促進住宅の建設費などでございます。 9款消防費は7億2,973万5,000円で、前年度と比較して4,282万1,000円の減、主な要因は消防車両の更新や消防団詰所の新築工事などの予算を確保した一方、防災行政無線の支局増設につきましては、令和3年度は実施しないことにしたためであります。 10款教育費12億6,988万7,000円で、前年度と比較して4,143万円の増、主な要因はICT教育予算の確保と、とちぎ国体リハーサル大会に係る費用を計上したものであります。 11款災害復旧費は3,266万2,000円で、純増であります。これは、令和元年の東日本台風被害の仮復旧箇所が7か所ございます。この箇所につきまして本復旧工事を行うものでございます。 12款公債費は11億2,780万3,000円で、前年度と比較して3,127万円の増となっております。令和3年度で償還が終了するものもございますが、小中学校エアコン整備や東日本台風による災害復旧事業などの償還が始まる年ですので、差引きの増額となっております。 14款予備費につきましては、例年2,000万円を計上しております。 以上が総括の部分でございまして、16ページから157ページまで、歳入歳出の事項別明細書でございますので、予算審査特別委員会におきまして所管課長から説明をいたします。 以降158ページから167ページまでは、令和3年度予算の詳細分類、こちらもご確認くださいますようお願いいたします。 168ページから173ページまでは、債務負担行為の一覧でございますので、同様にご確認をお願いいたします。 次に、ちょっと飛びまして178ページを御覧ください。178ページでございます。地方債残高の見込みでございます。一番下の合計欄で説明いたします。左の欄から順に行きますと、令和元年度の残高が115億6,277万5,000円、次の欄、令和2年度末の残高見込みが122億3,510万7,000円、東日本台風の災害復旧などで残高が6億7,000万円増加したところでございます。 次の欄が令和3年度でございますが、公共施設の解体などを予定しておりまして、全体で12億1,010万円を起債する一方で、償還に充てる公債費予算が10億4,552万6,000円、町債残高は一番右の欄、123億9,968万1,000円を見込んでおります。令和2年度末から1億6,400万円ほど増加いたしますが、アフターコロナを見据えたまちづくりといたしまして、建設事業や解体事業を実施するものであり、ご理解をいただきますようお願いいたします。 次に、175……少々お待ちください……失礼いたしました。次は175ページをお開きください。令和3年度入湯税歳入見込額の充当計画でございます。一番下の欄、入湯税の歳入予算額は、前年度と比較して5,586万円減の1億2,849万円、率にいたしまして、前年度当初予算と比較いたしまして、7割で計上したところでございます。 176ページから181ページは、職員給与などの明細でございますので、後ほどご確認をお願いいたします。 次に、182ページをお開きください。町の基金の状況でございます。財政調整基金でございますが、令和2年度末見込みで約13億2,000万円を確保することができます。当初予算編成のため、5億5,000万円を取り崩しますが、令和3年度内に繰越金で一定程度積み戻しを予定しております。 183ページから191ページにつきましては、町債の状況や地方消費税交付金の充当事業が記載されておりますので、お目通しの上、ご確認をお願いいたします。 以上が令和3年度那須町一般会計歳入歳出予算案の概要でございます。会期中に開催されます予算審査特別委員会においてご審議くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑は、3月2日の本会議、日程第1、総括質疑で行います。ご承知願います。 △議案第25号~議案第30号の上程、説明 ○議長(池澤昇秋君) 日程第29、議案第25号から日程第34、議案第30号までの令和3年度6特別会計予算について、会議規則第36条の規定により一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 副町長。          〔副町長 高内 章君登壇〕 ◎副町長(高内章君) 議案第25号から第30号につきましては、一括して提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第25号 令和3年度那須町国民健康保険特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 国民健康保険制度は、都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保等、国保運営の中心的な役割を担うこととなっております。 町は、栃木県国民健康保険運営方針の下、医療費適正化事業や保険税の収納率向上対策等に積極的に取り組み、被保険者の予防、健康づくりを進めるため、地域におけるきめ細かな保健事業を引き続き実施いたします。 歳入歳出予算の総額は35億2,500万円で、前年度当初予算と比較し、3.3%の減であります。 歳入予算の主なものといたしましては、1款国民健康保険税7億6,940万4,000円、5款県支出金24億9,211万1,000円、8款繰入金2億5,826万9,000円等であります。 次に、歳出予算の主なものといたしましては、2款保険給付費24億3,226万7,000円、3款国民健康保険事業費納付金9億7,748万4,000円等であります。 次に、議案第26号 令和3年度那須町後期高齢者医療特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 本予算については、保険料の賦課徴収……          〔「議長、説明者にページ数を言うように伝えてもらえませんか」            と言う者あり〕 ○議長(池澤昇秋君) 11番、竹原亞生議員、再度お願いします。 ◆11番(竹原亞生君) 質問者にページ数を述べて説明をするように伝えていただけませんか。 ○議長(池澤昇秋君) 暫時休憩します。          休憩 午後 2時45分                                                     再開 午後 2時46分 ○議長(池澤昇秋君) 再開します。 ◎副町長(高内章君) それでは、議案第26号から申し上げたいと思います。 令和3年度那須町後期高齢者医療特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 本年度予算につきましては、保険料の賦課徴収や栃木県後期高齢者医療広域連合納付金、窓口業務に要する経費等について計上するものでありまして、後期高齢者医療制度の適正な運営と老後における健康保持や適切な医療の確保を目指すものであります。 お手元の予算書230ページをお開きいただければと思います。歳入歳出予算の総額は3億6,270万円で、前年度当初予算と比較して4.9%の増でございます。 歳入予算の主なものといたしましては、1款後期高齢者医療保険料2億6,820万2,000円、4款繰入金8,448万1,000円等でございます。 次に、歳出予算の主なものといたしましては、2款後期高齢者医療広域連合納付金3億4,636万2,000円等でございます。 次に、議案第27号 令和3年度那須町介護保険特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 246、247ページをお開き願いたいと思います。介護保険制度につきましては、介護を必要とする高齢者等を社会全体で支える制度として定着、発展してまいりました。令和3年度は、第8期那須町高齢者福祉・介護保険事業計画の初年度に当たり、計画の着実な実現のため、介護給付費及び地域支援事業費等を計上いたしました。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、本予算を提案するものであります。 歳入歳出予算の総額につきましては27億9,900万円で、前年度当初予算と比較しまして3.2%の増でございます。 歳入予算の主なものといたしましては、1款保険料5億9,506万6,000円、4款国庫支出金6億3,800万7,000円、5款支払基金交付金7億1,125万8,000円、6款県支出金3億8,888万2,000円、9款繰入金4億5,574万円でございます。 歳出予算の主なものとしましては、1款総務費8,303万8,000円、2款保険給付費25億6,265万7,000円、3款地域支援事業費1億3,748万4,000円、4款基金積立金1,000万円でございます。 次に、ページ数、288……ちょっと、すみません。 ○議長(池澤昇秋君) 暫時休憩します。          休憩 午後 2時52分                                                     再開 午後 2時52分 ○議長(池澤昇秋君) 再開します。
    ◎副町長(高内章君) ページ数285、286をお開き願いたいと思います。令和3年度那須町下水道事業特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 下水道事業は、快適な生活環境の向上、地域の水環境の浄化、農業用水及び河川の水質保全等に大きな役割を果たしております。 令和3年度における主たる事業は、湯本浄化センター施設の耐震設計委託及び改築更新設計委託並びに黒田原処理区における管渠布設工事でございます。 今後とも湯本浄化センター、黒田原水処理センター及び地域下水処理施設について良好な維持管理に努めるとともに、公共下水道の加入促進を図ってまいります。 歳入歳出予算の総額は3億6,240万円で、前年度当初予算と比較し、22.6%の減であります。 歳入予算の主なものといたしましては、2款使用料及び手数料8,132万9,000円、3款国庫支出金3,785万円、5款繰入金1億9,644万8,000円、8款町債3,780万円等であります。 歳出予算の主なものといたしましては、1款総務費1億5,166万8,000円、2款下水道建設費8,461万8,000円、3款地域下水処理施設費649万1,000円、4款公債費1億1,862万3,000円等でございます。 第2表の地方債は、公共下水道整備事業のために起こす地方債の目的、限度額等を定めるものでございます。 続きまして、議案第29号、ページ数で320、321ページをお開きいただければと思います。令和3年度那須町観光事業特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 那須温泉ファミリースキー場につきましては、冬季の観光誘客施設としまして昭和36年に開設し、平成27年度まで町直営による管理運営を行ってまいりました。平成28年度より那須未来株式会社が指定管理者として当スキー場の管理運営を行っております。さらなる利用者へのサービス向上と集客アップにつながる事業展開を期待しているところであります。 今後とも町としましては、リフトのメンテナンス整備等を引き続いて担い、利用者の安全輸送を担保することで、安心安全なスキー場運営に携わってまいりたいと考えております。 歳入歳出予算の総額は2,640万円で、前年度当初予算と比較し、10.5%の増であります。 歳入予算の主なものといたしましては、2款繰入金2,589万9,000円、3款繰越金50万円であります。 次に、歳出予算といたしましては、1款施設運営費2,620万円、2款予備費20万円であります。 次に、議案第30号、ページ数335、336をお開き願えればと思います。令和3年度那須町宅地造成事業特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 那須町の地域振興発展の施策としまして、良好な住環境の提供を行うことにより、特に若年世帯の定住促進と人口増加を図るため、宅地造成分譲を行っております。 グリーンハイツ田中におきましては、57区画を造成し、平成10年度から分譲販売を開始して、これまでに49区画を販売しまして、5区画を町営住宅として本年度までに整備しております。 現在3区画が未販売となっているため、令和3年度につきましては子育て支援特例制度の活用や新聞折り込み等の広報活動により、早期完売に努めてまいりたいと考えております。 令和3年度の歳入歳出予算の総額は4,910万円で、前年度当初予算と比較し、10.1%の減でございます。 歳入の主なものといたしましては、1款事業収入4,832万9,000円、2款繰入金67万円等であります。 次に、歳出予算につきましては、1款事業費4,900万円、2款予備費10万円であります。 以上が議案第25号から第30号までの特別会計予算の提案理由となります。詳細につきましては、予算審査特別委員会において所管課長から説明させますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案6議案に対する質疑は、2日の本会議、日程第1、総括質疑で行います。ご承知願います。 △議案第31号の上程、説明 ○議長(池澤昇秋君) 日程第35、議案第31号 令和3年度那須町水道事業会計予算についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長。          〔町長 平山幸宏君登壇〕 ◎町長(平山幸宏君) 議案第31号 令和3年度那須町水道事業会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。 水道事業におきましては、暮らしに安全で安定した水道水を供給することを念頭に置き、事業運営に努めているところであります。 令和3年度の主な建設事業としましては、老朽化が進んでいる水道施設の更新を図るための老朽管更新事業を実施するとともに、浄水場等の老朽化した機器の更新を目的として水道施設整備事業実施いたします。 令和3年度の那須町水道事業の給水計画は、給水戸数1万461戸、年間総給水量297万8,000立方メートル、1日当たり給水量8,159立方メートルを見込んでおります。 次に、建設改良事業計画について申し上げます。主な内容といたしましては、老朽管更新事業1億5,780万円、給水区域拡張事業4,235万円、水道施設整備事業等1億3,308万円であります。 水道事業経営におきましては、昨年4月1日から16年ぶりに水道料金を改定しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で安定した収益の確保を見込めない状況であります。 今後もそのような状況を注視しつつ、安全で安心な水道水の供給のため、引き続き健全な財政と適正な施設管理を図り、事業経営に努めてまいります。 以上の方針に基づき、令和3年度予算の編成をいたしたところでございます。 続きまして、予算第3条、ページ数は346ページでございます。3条に定める収益的収入及び支出について説明を申し上げます。 収入につきましては、水道事業収益7億3,499万8,000円であります。 支出につきましては、水道事業費用7億2,199万1,000円であります。 次に、予算第4条、ページ数347ページでございます。資本的収入及び支出について説明を申し上げます。 資本的収入は1億2,507万1,000円、資本的支出は5億6,467万5,000円であります。 資本的収入額が支出額に対し不足する額4億3,960万4,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,638万5,000円、過年度分損益勘定留保資金1億円、当年度分損益勘定留保資金2億6,321万9,000円、建設改良積立金5,000万円で補填するものであります。 以上が令和3年度那須町水道事業会計予算の総括でありますが、詳細につきましては予算審査特別委員会において所管課長から説明させますので、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げまして、説明を終わります。 ○議長(池澤昇秋君) 本案に対する質疑は、2日の本会議、日程第1、総括質疑で行います。ご承知願います。 △請願・陳情について ○議長(池澤昇秋君) 日程第36、請願・陳情について。請願・陳情については、会議規則第91条第1項の規定により、請願・陳情文書表のとおり所管の常任委員会に審査を付託します。 会期日程に従い、審査願います。 △散会の宣告 ○議長(池澤昇秋君) これをもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 お疲れさまでした。                                 (散会 午後 3時04分)...